2005年10月30日

国際宇宙ステーションロシアサービスモジュール利用微小粒子捕獲実験及び材料曝露実験
第3回回収試料フライト後点検作業実施

−SM/MPAC&SEED−

  2005年8月19日(日本時間午前4時頃)の船外活動によって、SM/MPAC&SEED第3回回収試料はISS内部へ移動されました(参考:国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #05-40)。また回収された試料はSRC(スペシャルリターンカセット)に入れられて、ソユーズ所定の場所に固定されました。
 そして、2005年10月11日、2005年4月からISSに滞在していた第11次長期滞在クルー2名と、短期間の滞在を終えた宇宙旅行者1名(オルセン氏)と共に、ソユーズ宇宙船(10S)にて地上へ無事に戻ってきました(参考:国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #05-50)。
 第3回回収試料は2005年10月24日、ロシア(RSC/エネルギア社)において、JAXA側へ引き渡され、現地でのフライト後点検作業を実施しました。その後、10月30日に日本に持ち帰りました。

軌道上のSM/MPAC&SEED第3式
■船外活動
船外活動中のMPAC&SEED第3式の外観(回収前)
船外活動中のMPAC&SEED第3式の外観(回収後)


各サンプルホルダ外観

サンプルホルダNo.1(RAM面)

サンプルホルダNo.2(RAM面)

サンプルホルダNo.3(RAM面)

サンプルホルダNo.3(WAKE面)

サンプルホルダNo.4(RAM面)

サンプルホルダNo.4(WAKE面)


作業風景

外観検査

写真撮影
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